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アナスタシが普通の言葉で情熱的に父なる神に話しかける「祈り」とは⑫

プロフィール画像スー アナスタシア

ようこそ「祈り」の続編へ。

アナスタシアの祈りとは一体どんなもの?

と思いました?

メグレ氏の述べた「祈りの言葉」だって決して悪くなかったと思いますよね。

あなたの祈りは誰への言葉?アナスタシアの祈りは神である父との対話⑪
アナスタシアシリーズの本を読み、これを本物だと思ってしまった瞬間から、日常生活の風景は全く違って見えてくると思うのです、スー(@bacteria_suzu)です。 本日もお越しいただきありがとうございます。 みなさんはもう読まれましたか? ...

間違いもないし、一生懸命に暗唱していました。

ただ、そこに肝心の気持ちが全く入っていなかっただけで…、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

祈りとは、一体何なのでしょう。

それは普遍的な決まり文句?

誰かが考えた神への正しい言葉?

神様へのお願い?

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アナスタシアの祈り

アナスタシアに指摘されたメグレ氏は、気持ちや意識が伴わないのはこの祈りが「翻訳が不完全で不正解なものだった」からだと言います。

ええー!

他人のせい!?

翻訳者のせい!?

人間味あふれた、スピリチュアルな要素が薄いこの人、とても親しみが持てますよね。

そんなメグレ氏に呆れることも馬鹿にする事もなく、真摯に向き合ってくれるアナスタシアは本気で世界を変えるという意思があるからでしょうか。

そこの軸が決してブレないために、何とかメグレ氏の気持ちを動かそうと努力してくれるのです。

祈りの言葉で神に何を問いかけたい?

アナスタシアには本当に不思議なんです。

「あなたはそのような祈りの言葉を放って神に何を問いかけたい?」

答えはひとつしかないでしょと言わんばかりに、それでもメグレ氏の口から聞きたいのです。

しかし、ごくありきたりの言葉で深い考えもなく言えてしまうのがメグレ氏のいいところ、

「食糧を与え、罪や責務を赦し、そして誘惑をせず、悪魔から守ってくれたら。全部あの祈りの通りさ」

もうここまで読まれている方はおわかりですよね。アナスタシアの返しも想像できますよね。

「神は、息子たち娘たちに、生まれる前から全ての食べ物を与えている。
それらはずっと昔からあなたのために全部用意されている
「愛してやまない親は、お願いされなくても皆の罪を赦していて、そして誰かを誘惑しようという思いなど持ったことはない」
「父は、一人ひとりに悪魔の賄賂に屈しない能力を与えているの」

「あなたは、ずっと昔から与えられていることに無知でいる。

それでも父を侮辱するの?

あなたの周りはすべて、神からの永遠の恵みで満ちあふれている。愛し、全てを我が子に捧げた慈しみ深い父は、これ以上何を与えることができるというの?」

もちろん神を侮辱する気なんてないでしょうけれど、そう感じるほどに人間の祈りに対する軽薄さが表れていたのかもしれません。

神が与え尽くしていないものなどない!

もうこのあたりからは、その愛の深さゆえにアナスタシアの怒りが連続して爆発します。

”与えられている”ということを、今まで意識したことがなかったのか、メグレ氏はメグレ氏でまた、アナスタシアの言っていることがすんなりとは理解できない様子です。

 「もし、神が与え尽くしていないものがあるとすれば?」

いやいやもうそれくらいにしといてーな。

それでもこの愚問により、アナスタシアから至極の言葉を引き出すことができるのですね。

ア 「神が与え尽くしていないものなどない。

自分の息子や娘たちにすべてを、はじめのときから与えている。

すべてを! 残すことなく、くまなく全部を!

彼は親として、ひたすらに自分の子どもたちを愛し、子どもたちの、息子や娘たちの善なる歓びに満ちた暮らし以上にどんな幸福をも考えてはいない!」

ア 「ウラジーミル、教えて、どう感じる?

はじめのときから我が子にすべてを与えた父は、目の前に立ち父に向かってひっきりなしに祈っている自分の子どもたちを見て、どんな感覚を味わう?

『もっともっと、守ってください、助けてください。僕たちは皆無力で、いと小さき者たちです』

お願い、答えて。ほら、あなたは親でしょう。あなたの友人でもいいけれど、そんな子どもたちを欲しいと思う?」

いかがですか?

もしあなたが親ならどう感じますか?

真剣に何度も何度もそう祈られるほど、怒りなどではなく悲しみや切なさが溢れてくると思いませんか。

こちらの思いが通じていない悲しさと、どうすれば子どもたちが充足した人生を送れるのだろうという解決しない疑問に押し潰されそうですよね。

私たちも父なる神に、全く同じことをしているかもしれません。

アナスタシアは神に話しかけた

アナスタシアに祈りの言葉を聞かせて欲しいと頼むメグレ氏ですが、「私の祈りは神へのものと定められているから」と断られます。

「それなら神へでいいさ。俺は聞いているから」

これはOKだったみたい、ナイスアシスト、メグレ氏!

アナスタシアが立ち上がり両手を大きく広げ、メグレ氏に背を向けて最初の祈りの言葉を放ったとき、メグレ氏の内で全てが急に強く震え出したといいます。

彼女の祈りとは、

  • 普通の言葉
  • まるで話をするかのように唱えた
  • 人々が自分の親しい人や愛する人、親類たちに話しかけるかのように発した
  • 生き生きとした躍動する会話の抑揚
  • 情熱・歓び・歓喜の極みがある言葉
  • まるですぐ傍に熱烈に問いかけている相手がいるかのように

唱えるのです。

私のお父さま、あなたは至るところに遍在している!
はちきれんばかりの命の光に感謝します
そしてあなたの王国の実現をありがとう
あなたの愛の意志に感謝し、とこしえに地上に善が実現します

日々の糧をありがとう!
あなたの赦しと忍耐に感謝します!
そしてあなたの地球への罪の赦しをありがとう
私のお父さま、あなたは至るところに遍在している
私はあなたの創造の中の、あなたの娘
私は罪と弱さを自分に認めない
あなたの偉業に値する者となる

私のお父さま、あなたは至るところに遍在している
私はあなたの歓びのための、あなたの娘
あなたの栄光を増大させる
来る時代は、皆があなたの夢の中に生きるでしょう
きっとそうなる!私はそうしたい!私はあなたの娘
私のお父さま、あなたは至るところに遍在している

アナスタシアが祈りの言葉を放っていた時、目に見えない何かが生じたのをメグレ氏は感じます。

そして、体の外ではなく内面にそのものは接触し、とても心地よく安らいだ気分になったそうです。

まるで、それが神であるかのように、彼女の祈りに答えてくれたかのように…。

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神の答え

アナスタシアの祈りに答えてくれたかのような存在、彼女のようにはつらつと心からの対話をしてくれたら、神様もその存在を近く感じさせてくれるのでしょうか。

アナスタシアはこう言います。

「私たちの父なる神は、一人ひとりのために、私たちと同じように懇願し話している。

一人ひとりの祈りに答えているの」

そして、メグレ氏はこう返します。

「しかし、それじゃあなぜ神の言葉は誰も理解ができないんだい?」

皆のためのひとつの言語

言葉と言ってしまうと、地上にはたくさんの言葉や方言があるし、それぞれにいろんな意味もあります。

一人ひとりに答えるというと果てしなく無理な気もしてしまいます。

しかし、皆のためのひとつの言語があるとすれば…。

皆のための、神の呼びかけであるひとつの言語。

それは、

  • 木の葉がサラサラと立てる音
  • 鳥たちの歌声
  • 波の音

これらで織りあがっているのです。

さらに、これらに香り色彩を持ち合わせていて、神はこのことばを用いて、一人ひとりの祈りに、祈りの答えを返しているのです。

神の【人間への祈りの言葉】とは

さて、これから記す、アナスタシアが訳してくれた神からの答え、【人間への祈り】を読んだ方は、血管が異常なリズムと速度で駆け巡る音を聞くでしょうか。

なぜだか強く心を揺さぶる祈り、動揺し、気が狂ったかと錯覚までしてしまう祈りに、メグレ氏はその理解に苦しみます。

そして、自分の代わりに他の人が理解できるかもしれないと期待もしています。

この祈りの言葉は、アナスタシアの言葉、タイガに住む、教育も受けていない、独特な考えと生活様式を持った、女世捨て人の言葉、単なる言葉に過ぎない…、そう言い聞かせながらも、なぜこんなにも揺さぶられるかという問いに自分で答えるのを恐れているとしています。

では、みんなでその神の言葉を受け止めてみましょうか。

彼女の全身から響く声を。

我が息子よ! 愛おしい我が息子!
どれほど長い間待ち焦がれていることだろう
私は待っている
一分に一年を、一瞬に世紀を
私は待っている
おまえにすべてを与えた
地球はすべておまえのもの
おまえはすべてにおいて自由
自分で道を選ぶのだ
ただ、お願いだ、我が息子、愛しい我が息子
おまえは私を見ることがない
おまえは私の声を聞くことがない
おまえの知性に疑問と寂しさがある
おまえは離れて行く、どこへ?
おまえは目指している、何を?
そしておまえは誰かに頭を垂れる
私はおまえに手を伸ばす
我が息子、愛しい息子
幸せであれ、それが願いだ
おまえはまた離れていく
その道は、行先なき道
その道の途に地球は破滅するだろう
おまえはすべてに自由、そして世界は破裂せんばかり
おまえの運命は破裂せんばかり
おまえは自由、しかし私は耐え忍ぶ
最後の草とともにおまえを復活させよう
そして再び世界は輝きを放つ
ただ、幸せであれ、それが願いだ
聖人たちの顔には厳格な悲しみが刻まれ
おまえを地獄や審判で脅す
おまえに言う、審判官を送ると
しかし私は祈るのみ
私は信じている、おまえは戻ってくる
私は知っている、おまえはやってくる
私は再びおまえを抱きしめる
継父ではない! 養父ではない! 私はおまえの真の父!
私はおまえの歓びの父、おまえは私の血を分けた息子
愛しい息子よ
我ら、ともに幸せになろう!

神様、それは大きくて畏れおおいような存在…ではなく、本当に近くにいていつも私たちのことを気にかけてくれている「真の父」、そんな存在からの祈りの言葉のように聞こえませんか?

至るところに存在してくれている、だから私は罪と弱さを自分に認めない!

そう宣言できるアナスタシアの心からの自由は本物で、生まれたときからこうして父なる神と対話してきたからごく自然なことなのかもしれません。

私たちも同じ人間、そして過去の偉人・聖人と呼ばれた人たちと違い、アナスタシアは現在にともに生きているのです。

シベリアのタイガのどこかで毎日”光線”で通信しているのです。

そのリアルに触れることができる『書物』を読むということは、もしかしたら、アナスタシアと同じように自分にその強さを取り戻し、高々と宣言できる人生に変えていくことができるのかもしれません。

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まとめ

アナスタシアが教えてくれた、祈りについての真理、これを読み、これを感じ、そして自分はどう行動するのか、行動しないのか。

アナスタシアは言います、「人間が大事なことを見えないようにしようと欲している闇の勢力の罠、それが、真理の一部を単に思考のための教義として描き出させて、大事なことを一生懸命に遠ざけているのが宗教」だと。

日本の神社というものはまたちょっと解釈が違うかもしれませんが、儀式や儀礼だらけであるというところに何か同じ匂いがしないでもないですね。

いろんなものでフィルターをかけられ、それで気持ちいい景色を見ている気になっているのが現代の人の生き方かもしれません。

そのフィルターを外す勇気を持つこと、私たちには簡単ではないかもしれませんが、きっと至るところに寄り添ってくれている真の父が守ってくれることでしょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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