今お子さんをお持ちの方は、この【アナスタシア】のシリーズ本をお子様に読ませてみるといいかもしれません。
もちろん、子どもが興味を持てば年齢を問わず読むことをぜひ勧めて頂きたいです、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
アナスタシアの生き様は、生まれたままの赤ちゃんの頃の純粋性を失わず、宇宙と繋がったままであると思います。
その生き様を目の当たりにすると、文明・技術優先のこの社会で生きている私たちには、とうてい理解しがたい生き方、考え方をしていると思ってしまいます。
しかし、私たちはみんな同じ『神の粒子』を内に秘めて生まれてくるとしたら、その時点ではほぼ同じ能力・性質を持っているかもしれないのです。
アナスタシアがメグレ氏に語ったいろんな話の中でも特別の情熱を持って夢中に話すのは、生まれてくる新たな命とそれを育てるということについてだといいます。
今回はそのあたりをまとめてみたいと思います。
何が何だかわからない人は、ぜひ当ブログアナスタシアシリーズの①〜⑤まで(せめて④⑤だけでも)を一読頂けましたら幸いです。
二人の共同の創造
結論から言っちゃいますと、アナスタシアとメグレ氏の間に子どもが生まれるんです。
まあ、それはまだまだ先においときますが、2度目に訪れたタイガの森で初めて出会った二人、その日のうちに一度メグレ氏がアナスタシアに手を出そうとして、強烈な失敗に終わります。
それがトラウマになっていそうなものですが、その2日目の夜に結ばれます。
もちろん、普通に考える妊娠とは全く違う意味を持つ、本来の「共同の創造」なのですが、ちょっとかわいい二人ですね。
自分の子供が欲しいと互いに願う男女
2日目の夜、さすがに熊と寝ることだけは避けたかったメグレ氏はアナスタシアと隣り合って眠りましたが、一度の失敗が強烈だったせいで、裸でいる彼女を見てもなんの欲求も湧かなかったと言います。
そして、まどろみの中でふと脳裏に浮かんだのは、妻との間に生まれなかった男の子の姿でした。
「アナスタシアが私に男の子を産んでくれたらすごいだろうな」
そう考えるうちに無意識に手がアナスタシアに伸びていきます。
「息子が欲しい」
その思いが頭から離れなかったのです。
あのときのような恐怖はなく、またアナスタシアも優しく彼を受け入れ、二人は言葉を超えた大いなる感覚に包まれました。
これもおそらくアナスタシアの夢の一部で、意図して思い描いていることだったのでしょう。
これまでの人生で味わった事のない歓喜
メグレ氏もなかなかの男性なのでしょう、これまでも多くの女性と付き合ってきたと思われます。
しかし、そのどの経験でも味わったことのない、歓喜に満ちた壮大な感覚に包まれて目を覚ますのです。
疲労などはどこにもなく、何か偉大な創造的感覚、理解を超えた別次元のもののような、溢れる喜びに満たされた感覚だったと言います。
この朝、アナスタシアが、挨拶がわりに彼に歌うように発した言葉は、
「宇宙のすべての生き物の中で、人間だけが体験できる!
自分たちの子どもがほしいと互いに心から願う男と女だけが!
これを体験したものだけが、天空に新しい星を灯す!
創造することを熱望する者だけが!
あ・り・が・と・う!」
そしてこう付け加えました。
「肉体的な欲求を満たすためではなく、創造することを熱望する者だけが」
神が人間を地上に下ろした時、それは宇宙の本質のエネルギーたちとの共同の創造でした。
さらにそこに、神と一にする「愛のエネルギー」を送り出したことで人間は対で存在し得ました。
それと同じ「創造」を強く願う息子たちを神はどれほど愛おしいと思うのでしょう。
息子たちのすべての望みを叶えたいと思うことはごく自然なことではないでしょうか。
そこに生まれる新たな命とは、なんと愛された命なのでしょう。
現代にはびこる【偽りの結合】
今の時代に限ったことではないですが、アナスタシアとメグレ氏のような幸福に満ちた創造を叶えることができる人たちは、一体どれくらいいるのでしょうか?
性の感性が歪みきった世の中ではそれの実現は本当に難しい、というか発想すらないかもしれませんね。
しかし、ちゃんとあるところにはあるし、だんだんとそういう本質に気づいている人が増えてきているのも事実なのです。
それが、アナスタシアによる、タイガの森という遠い国からの【光線】によって私たちの意識に落とし込んでくれているかもしれないからです。
性の歪みは【闇の勢力】によるもの
この本によく出てくる【光の勢力】と【闇の勢力】、そして、アナスタシアが使いこなす【光線】。
まるで小さい男の子たちが夢中になりそうな、”戦隊ヒーローなんとかレンジャー”とかに出てきそうな類のものですね。
もちろん宇宙の本質のエネルギーたちの仕業で、目に見える存在ではありません。
【闇の勢力】これ、そもそも、私たちのほとんどが神に見向きもせず、その場その場の欲求をインスタントに満たしている生活の本質なのかもしれません。
そして、アナスタシアが毎日毎日その日の大半を費やすという【光線】による癒しや瞑想、それによって彼女は世界の人々になんとか気づきを与えようとしています。
【闇の勢力】が本物であるという確証は、最近出てきた”裏社会”や”イルミナティ”などという存在を叩いてさも鬼の首を取ったようにいろんなことをこじつけている人たちを見ても十分わかると思います。
要は、本物の【闇の勢力】のことに絶対触れさせないために、うわべの【悪者】を吊るし上げていると言えるのではないでしょうか。
この方法はとても秀逸だと思いませんか?
「闇の勢力が、男性たちの利己的な肉欲を強化して、神から与えられる恩恵から遠ざけようとしている。闇の勢力は、彼が肉体的な満足のみを考えるように仕向け、その満足は容易に得られると、あらゆる手段で洗脳する。そうやって男性を真実から遠ざけているの」
「闇の勢力の、精神性を低下させ肉欲をかりたてるメカニズムはとても強力で、それが人々に不幸と苦痛をもたらしている。闇の勢力は女性の美しさを利用して人々に作用する」
このことを知る由もない、だまされた哀れな女性たちは、生涯、苦しみばかりで過ごすかもしれません。
昨今の「不倫」ばやりで娼婦になる女たち
結婚しているいないにかかわらず、多数の人と関係を持つことにあまり抵抗を感じない女性たち、彼女たちを軽蔑することはできないかもしれません。
その行為は、失ってしまった神からの恩恵を探し求めながら、「娼婦」になってしまうというのです。
その逆もしかりで、結婚というもの自体にはなんの意味もなさないとも、アナスタシアは言っています。
「相手の肉欲のみを満足させるために、男に服従する女性は、彼を不倫へと導く。こういう関係では、一緒にいても決して幸せになれない。
2人の人生は、「一緒」という錯覚、嘘、欺瞞であり、”娼婦”になり得る」
「結婚」などの法律や取り決めは、人間が発明した、偽りの結合を強化するためのものであり、そういう取り決めで人々に演技をさせて、その結合が存在するように見せかけることを強いただけ。
そんなもので人の内面は変わらないのです。
イエス・キリストはそこを見抜いていたと言います。
『だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫(不倫)をしたのである』
*「マタイによる福音書」第5章28節
「偽りの関係」を結んでしまった人は、そのあと密かに本当の満足を探し始めます。
次々に別の体を求めたり、あるいは自分の体を破滅的に用いていくのです。
それが真実の結合がもたらす恩寵から、どんどん離れていっていることを直感的に知りながら・・・。
この歪んだ世界を変えられるのも女性たち
では、この欲望のスパイラルを止めることは出来ないのでしょうか?
「できるわ」
確信に満ちてアナスタシアはそう言ってくれるのです。心強い!
その前に、肉体だけの関係をとてつもない悪、とも言っていますが…。
しかし、周りを見回しても私たちの生活の中には、「ポルノ」や「官能」というものが堂々と入り込んでいますよね。それはしっかりと需要があるから供給されているとも言えます。
ただし、先ほども引用しましたが、これも全て【闇の勢力】の力によるのです。
「本来、女性の美しさは、詩人や画家やさまざまな創作のスピリットを目覚めさせ、育むために与えられたもの。
でも、それには、その女性が純粋でなければならない。
純粋さに欠けると、女性は男性を肉体的魅力、つまりからっぽの器の外側だけの美しさだけで惹きつけようとする。
こうして彼女は彼を惑わし、その惑わしさゆえに自分自身も生涯苦しむ」
何千年もの間、人間性は【闇の勢力】と戦えなかった、ここから何が変わるというのでしょう。
「女性たち!努力の末に真実を知って、自分たちの目的を知った女性たち。彼女たちによって男性たちも変わるのよ」
メグレ氏を変えたアナスタシアのように、気付きを得た女性が男たちを変えるかもしれない。
【光の勢力】がもたらすインスピレーションと創造への熱望の中で、存在のあらゆるレベルでひとつになったときに、壮大な充足感に満たされ、それは単なる肉体的な感覚とは比較にならないもので、長い間持続するのです。
- 破滅的な肉体だけの関係はもう築けない
- これまでのような肉体の結びつきに嫌悪感を抱く
- 一生のうちでほんの数回の経験だけで十分な幸福感が得られる
こうして女性たちが男性たちを「プライドという自尊心」から解放してやることで、【光の勢力】が勝利を得るのかもしれません。
子どもたち!
偽りの結合の恐ろしさ、それは子どもたち!
子どもたちは結合の不自然さと虚偽を感じとるのです。
そして両親の言うことは何でも疑うようになります。
何も感じていず、何も考えられず、ただ生まれてくるだけの赤ん坊ではありません。
子どもたちは受胎の瞬間における嘘まで潜在意識下で感じとるし、それが子どもたちを悲しませるのは言うまでもありません。
ちょっと考えたら当たり前か…、誰がたんなる肉体的快楽の結果としてこの世に生まれてきたいと思うでしょうか?
そんなことは日常茶飯事で起きていて、誰も追求も反省もしませんよね。というか、それを認識すらせずひどい場合は子供に当たったりしませんか?「なんで出来ちゃうの」などと。
命を宿すということをもう少し重く受け止める必要があるかもしれません。
どんな女性にも、全ての次元の存在に祝福され、幸福感で満たす人生を送るという大いなる意図が作用するのです。
神のかたちに似せて子供を産む力を与えられているんです。
まとめ
これは一体なんの記事なんだ!?
アナスタシアの記事を書くとき、なぜか頭が混乱していつになく手間取るのです、私。
無理して書いているのかなぁ。
読んでくれている人はどんな感情で読まれるのかなぁ。
全く想像できませんが、少なくともだれかの心を傷つけたりしていなければいいなと願います。
愛に満ちた本であることは間違いないのですが、やはり他のレビューなどではいろんなマイナス意見も見られますね。
表があれば裏もある。光があれば闇もある。
ぜひアナスタシアの言葉から光の世界を読み取ってみて下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
まだまだ全然書きたいことをかけていないので、多分続いていくと思います。
気が向いたら読んでみて下さいね。